川根茶の里、川根本町について
静岡県は大井川上流、南アルプス下流の里
静岡県の中央部、大井川の上流、南アルプスの下流に位置する、
山あいの小さな里です。
小さいとは言え、面積は496.72km²と静岡県内では
浜松市、静岡市に次ぐ広さ。
ただしその約90%は森林で、人口は約7,300人。やはり
「山あいの小さな里」とご紹介するのが、しっくりくる感じです。
日本で唯一、世界でも希少な三大エコ認定地
生態系や森林など自然環境と、人間社会の共生を重視する3つの国際認証を
すべて取得している、世界でも希少なエコエリアです。
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「茶草場農法」が世界農業遺産に。
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「南アルプス ユネスコエコパーク」の登録地域にも。
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国際機関FSCからは
「FSC森林認証」を。
さらに―
- 町の北部は本州で唯一、環境省の「原生自然環境保全地域」にも指定されています。
- 2015年には、「日本で最も美しい村連合」の審査もクリアし加盟を果たしています。
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景観の最大の魅力は、やはり山と茶園が織りなす茶園景観。
初夏は新緑、秋は紅葉も心を満たしてくれます。 -
大井川をはじめ16もの一級河川、20超の小さな川が町内に。
その水質や水景観は、国や県のコンテストにも選ばれています。 -
町内を貫く大井川鐵道のSLも全国区。旅風情や郷愁を求める人や“撮り鉄”も大勢。茶園を活かす構図がポイントです。
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多くの吊り橋も川根本町の人気者。とりわけ世界徒歩吊橋10選に認定され渓谷美が見事な「夢の吊橋」は、SNSでも話題、休日は大変な賑わいに。
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渓谷美でも名高い寸又峡温泉、接岨峡温泉、そして白沢、千頭と山あいの風情あふれる温泉も、町の顔です。
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絶滅危惧種をはじめ希少な植物や昆虫が、町内に生息。
ハイキングでの思わぬ出会いも楽しみです。