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改めて、川根茶の農水大臣賞&産地賞の報告を
●毎年、日本一のお茶を決める全国茶品評会。
●その74回目となる今年は、8月25日~28日の4日間にわたって、鹿児島市で審査会が開催されました。
●審査部門は、以下の8部門。
・普通煎茶10㎏ ・普通煎茶4㎏ ・深蒸し煎茶 ・かぶせ茶
・玉露 ・てん茶 ・蒸し製玉緑茶 ・釜炒り茶
●このなかでも、主に手摘みで新芽を摘み、製茶する最上質な煎茶が競う「普通煎茶4kg」部門において。
●川根本町から参加の3農家が、出品点数108の中で、いずれも最上位入賞しました。成績は以下の通りです。
・相藤農園、相藤直紀氏 優等(最高賞)および農林水産大臣賞
・松島園、川崎好和氏 1等2席および農林水産省生産局長賞
・相藤園、相藤令治氏 1等4席および全国茶生産団体連合会会長賞
●この結果、産地単位で競い合う、言わば団体戦も川根本町が1位となり産地賞を受賞しました。
・川根本町 「普通煎茶4kg」部「産地賞」。
●同部門における川根茶の優等は16回目、産地賞は15回目。これは群を抜く成績となります。
●また、市町村合併が進み、産地賞の対象産地が広域になるなか、わずか7千数百人が暮らす小さな川根本町が産地賞を受賞したことにも、高い評価の声をいただいています。
●審査委員は、全国から集まったお茶の専門家の方々19名。その審査概評を要約してご紹介します。
・本年は2~3月に気温が高く生育が早まる予想のなか、4月上旬から中旬まで冷え込み、芽伸びが抑えられた。
・また新型コロナウイルスの感染が拡大により,十分な作業要員が集められない地域もあったかもしれない。
・(そうした難しい状況下で)出品茶は優れた品質のものが揃い、栽培技術及び加工技術の高さに感銘を受けた。
・(普通煎茶4kgの部は)上位は外観内質とも優れた秀品が揃ったが、中位は品質がやや劣り,下位については栽培・製造 に由来する欠点が散見された。
・全体として上下格差が大きく,欠点を指摘された下位を中心に改善に期待する。
●一方、機械摘みを中心とした「普通煎茶10kg」部門(出品点数135)においては丹野氏が上位入賞しました。
・丹野園、丹野浩之氏 1等6席および全国茶生産団体連合会会長賞
●審査の概評では「上位のものは外観、内質ともに優れた品質で、作業精度と栽培管理技術の高さが感じられた」と高評価をいただきました。
★受賞茶については、例年「川根時間」などのイベントでお飲みいただくチャンスがありましたが、本年は、新型コロナウイルスの影響もあり、まだ未定となっています。
★決まり次第、本サイトでもご報告しますので、時々チェックをお願いいたします。
★また、受賞茶に比肩する上質な川根茶は、本サイト案内の茶農家、茶専門店でも販売されています。
★ぜひ問い合わせてみてください。