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新年は、大福茶で疫病退散
●疫病が流行った平安中期、空也上人がお茶に梅干しをいれて振舞ったら、疫病が治まった……
●そんな由来から、新年の縁起物として親しまれている「大福茶」
●いつからか、同じく縁起物の「昆布」も加わるようになり。
(昆布が縁起物となったのは「喜ぶ」(よろこぶ)が転じたとの説あり)
●番茶やほうじ茶に、梅干しと結び昆布を入れたお茶が、新年の飲み物として尊ばれるようになりました。
●まもなく迎える新年は(特にこの新年は!)縁起を担いで、健康を願って、ご家族で「大福茶」!
●ただし上質な川根茶の煎茶で縁起を担ぐときは、昆布の旨味や梅干し塩味が、お茶の香味を損なってしまうので。
●1煎目、2煎目は、いつも通り川根茶を味わい。
●3煎目に梅干しと、スーパーなどで販売している結び昆布を加え、大福茶として愉しまれるのが良いでしょう。
●「大福茶で疫病退散」。そんな古来の文化を見直すのも「丁寧な暮らし」です。