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つちや農園、土屋鐵郎氏に、茶草場農法知事顕彰
●2013年に世界農業遺産に認定された「静岡の茶草場農法」。
●ススキなどの山草を刈って茶園に敷くことで、茶樹の保温・保湿に役立てつつ有機質の肥料にし、山草を刈ることで苗木に日差しをもたらし、希少な植物や昆虫の生育を守る……
●自然と人の営みの共生を図る、古来の自然農法です。
●この茶草場農法の世界農業遺産認定に向け、中心的な役割を果たしたこと。
●また、茶草場の植物や生き物の保全活動や出前講座などを通じ、次世代への認知向上を図ったこと。
●それらが評価され、川根本町の茶農家「つちや農園」の土屋鐵郎氏ほか、県内の1団体・1個人が「静岡の茶草場農法 知事顕彰」を受けました。
●式典には、本町の鈴木敏夫町長らも参加。
●さらに「つちや農園」が茶草場農法の紹介プレゼンテーション。
●川勝知事から土屋氏へ表彰状が直接手渡されました。
●川根の里では「茶草場農法」という言葉が生まれる前、はるか昔から山草を活かした農法を各茶園が実践してきました。
●生物多様性や自然と人との共生が重視され、SDGsの認知が広がる昨今。
●山草を活かす農法は、川根茶の香味を守るだけでなく、環境の持続可能性も守る一助となり、社会から今後さらに注目されていくことでしょう。