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緑茶のカテキン、コロナ不活化と研究機関発表
●すでにいくつかの研究機関から報告されていた、お茶とコロナウイルスの関係について。
●先日、医科大が以下のような主旨の発表をしたことが、新聞等で報道されました。
●「緑茶などに含まれるカテキンが、唾液に含まれるコロナウイルスの感染力を低下させる不活化効果があると確認」
●あくまで試験管内での研究ですが、口の中にあるウイルスの感染能力抑制が期待できる、という発表でした。
●試験管に唾液とコロナウイルスを入れてから、お茶を加えたら、約10秒で不活化が確認されたとのこと。
●最近、報道等でよく聞く「スパイクタンパク」
●ウイルスが細胞に侵入する際に結合する、感染の鍵とも言える部分です。
●このスパイクタンパクに、カテキンが結びつくことで、細胞内への侵入を防ぐのだそうです。
●ここで大切なのは、私たちの情報のとらえ方です。
●お茶を飲めば感染しないといった単純な解釈は禁物。
●研究は試験管内の段階ですし(臨床実験中だそうです)、変異ウイルスに対する効果は未検証という背景もあり。
●あくまで「予防の一つの手段になるかも」、といった程度に頭に入れて置き。
●生活上の感染予防の基本は、やはり三密回避やマスク着用、手指消毒。
●その上で、どうせ何かを飲むのなら緑茶にしておくか、といった付き合い方が良いでしょう。
●もし、お茶が何らかの役に立つのなら茶産地として嬉しいことですので、本サイトでもお知らせしました。