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川根本町の茶品評会が行われました
●7月5日(火)、川根本町農林業センターにて、川根本町の茶品評会が行われました。
●審査は、農研機構金谷茶業研究拠点の水上裕造審査長をはじめとした5名のお茶の専門家の方々。
●茶葉の外観にはじまり、湯を注いだ時の香気、水色、滋味を評価・採点していきます。
●審査後、水上審査長は次のようにコメントされました。
●「気象条件に負けない栽培管理が徹底され、例年どおり濃度感あって香り高い良質な出来栄え。技術的にも向上していると感じた」
●近年は気候が複雑になり、対応が難しくなっている中、こうした評価は、川根茶農家の日頃の努力やお茶にかける思い、そして対応技術の高さ・柔軟さが証されたものと、安堵することができました。
●しかし、安堵はしても、安住はしていません。
●茶農家それぞれに課題や反省点を見つめ直していることは、審査に続いて行われた研修会の真剣な表情に明らかです。
●研修では、お茶研究の専門家の方を中心にして、昨今の気候変動における栽培技術や生産のあり方などが話し合われました。
●川根茶は、一歩一歩、進化をしています。
●なお品評会は、研究者の方々でなければ違いが分からない程、ハイレベルにして微妙な僅差の採点で、以下の通りとなりました。
●本サイトをご覧の皆さまも、色んな川根茶の茶葉を見つめ、急須で淹れて、好みの香味や色を“審査”してみてください。
●「湯で淹れた部」と「水出しで淹れた部」で飲み比べるのも、楽しい趣向です。
★手摘みの部
優等 相藤令治(相藤園)
1等 川崎好和(松島園)
2等 相藤直紀(相藤農園)
★機械摘みの部
優等 丹野浩之(丹野園)
1等 小平史郎(小平園)