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ゆったり触れ合う至福、再認識。川根“茶縁”時間バスツアー報告Ⅱ

●前回本サイトでご報告した3月4日ツアーに続き、3月12日の川根“茶縁”バスツアーを中心にご報告します。

●2日で30名の方が参加された本ツアー。その半数以上が首都圏から西は京都・奈良と県外からの方でした。

●遠方からわざわざ川根茶と川根路に興味をもって来てくださった方々。

●静岡に暮らし、日頃から静岡茶に親しんでいるにも関わらず、川根茶と川根路に興味をもってくださった方々。

●改めて感謝申し上げたく思います。

●前回のご報告でも触れましたが、川根茶の感想の他に多かったのが「おもてなし」に対する皆様の高評価でした。

●ここ数年、直接会えない日々だったこともあって、人と人の触れ合いの楽しさ、お客様も、もてなす側も笑顔になれる時間。それがいかに尊いことか。

●そして、お茶には人と人を結ぶ力があること。それを再認識できたのも大きな収穫でした。

●今回のツアーでは1日に2つの茶農家を巡りましたが「ひとつの茶農家でゆっくり時間を過ごすのもいい」といった主旨の声も多く。

●これは、ゆったりとリラックスいただく“効能”が、お茶と川根路にあるという証し。もうひとつの再認識ポイントでした。

●さて、12日ツアーは、4日ツアーと同様に川根本町農林業センターで茶づくりの「へぇー」を知り、相藤園で大臣賞受賞茶を堪能し、地元の料理屋さんが地元食材を活かした特製お弁当を味わっていただき、フォーレなかかわね茶茗舘で休憩した後は――

SATOMI製茶へ。お茶を飲む前に皆を驚かせたのは、どこかのペンションのようなテラス。しかも、すべてSATOMI氏が時間をかけて手づくりした“作品”。こんなところからも「おもてなし感」を感じていただいたのかも。

川根高校の高校生がボランティアで。藤中園や丹野園もサポートで参加。

 

 

 

 

 

 

参加の方々をお迎えし、SATOMI氏がご挨拶。

相藤園や4日のつちや農園とは趣向を変えて。SATOMI製茶では広いテラスを活かして屋台が多彩に出店しているようなお祭感覚。その分、お茶の種類や淹れ方が様々。皆さんはそれぞれのブースでお茶をいただき、思い思いの場所でくつろいでいました。

 

品種も多彩に、山の息吹 さえみどり 在来品種、やぶきた、川根紅茶……その淹れ方も様々で、川根茶フェスティバルとも言うべき賑やかさでした。

皆の視線を釘付けにしたのは、地域の方がオリジナル開発したお茶サイフォンで淹れる川根茶。

 

 

お茶うけは、焼き芋!

テラスの上には、川根路や大井川を見下ろす展望台。これもSATOMI氏の“手づくり”

主役の川根茶を上回りそうな存在感を発揮した、川根人のおもてなしぶりなのでした。

 

SATOMI製茶を後にした一行は、数キロ下流にある人気の「塩郷の吊橋」へ。戦前から遺る大井川水系の吊橋では最長の、そのスリルを少しだけ味わいました。

●自然景観。お茶。素朴な地域の人たち……

●何かと落ち着かない時代のココロを癒す要素が揃う川根路。

●いつ訪ねても、こんなふうに川根茶のもてなしがある里でありたい。

●そんな思いを新たにした2回のバスツアーは、川根側にとっても良い機会となりました。

参加の皆様、協力いただいた関係者の皆様、ツアー全体を円滑に運営された「そふと研究室」さん

ありがとうございました。

 

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