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品評会出品茶の茶摘みスタート。今年の新芽も素晴らしい!

●4月24日、例年より数日早く、全国茶品評会出品茶の茶摘みが始まりました。

●先陣を切ったのは、昨年最高賞に輝いた茶園。

●約40名のお茶摘みさんが、一芯二葉を丁寧に手摘みしていきました。

●一芯二葉とは、新芽のなかでも一番みずみずしく、柔らかく、旨みや香りの養分をたたえた部分。

●その形状や色合いは、最高賞の昨年にも増して良いと、園主は表情を緩ませていました。

●一年の苦労が報われる、第一段階です。

(もちろん、報われる最終段階は、淹れて味わった人の笑顔です)

●ただしお茶が他の農作物と違うのは、収穫して終わりではないこと。

●摘んだ新芽を、蒸して揉みながら乾燥させていく製茶工程が適切でなければ、せっかくの香味は台無しです。

●茶づくりの難しさ。でも難しさがあるからこそ、その先で心に響く香味が育まれるのでしょう。

●新芽は「川根本町農林業センター」へ運ばれ、製茶の手練れたちの協力を得ながら、製茶工程へ投入されました。

●「蒸し」の段階で製茶場を満たす初々しい香りも、今年の出来を測るポイント。

●「今年も素晴らしい香り」と語る手練れたちは、その香味を最大限に引き出すために、喜ぶのも束の間、

●真剣勝負のサムライのごとき表情で新芽と向き合い、各工程の温度や時間、風量、などの調整に余念なく。

●美しく輝き、針のようにギュッと締まった茶葉(荒茶)を仕上げました。

●この日のお茶は、手摘みを中心とした最高峰の煎茶が競う「煎茶4kgの部」に出品されます。

●今後は機械摘みの煎茶が競う「煎茶10kgの部」の出品茶も含め、各茶園で茶摘み・製茶が進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保冷車に積まれた新芽は、川根本町農林業センターに運ばれ、「蒸し」や「揉みながら乾燥」させる複数の工程からなる製茶作業へ。今では機械が担うこの工程でも、「蒸し過ぎず、揉みすぎない、川根揉みきり流」の手揉みを継いで、スタッフたちは香りや葉の状態を常に確認しながら機械を調整。本来の自然な香り・旨みを凝縮させていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

蒸しから、製茶工程1、製茶工程2へ。自動ラインを使わずに、葉の状態を見ながら手作業で次工程へ。

 

 

 

 

 

葉の表面だけでなく、中心部まで均一に乾燥していくことが肝心。そのチェックも機械任せにしないプロたち!!

 

 

 

 

 

そして、川根茶の出品茶として胸を張れる仕上がりになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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