NEWS新着情報

寒い! 風強い! だから茶づくりの真価が問われる!

●土や水の質。降水量。空中湿度。気温。程よい日照時間。季節や昼夜の寒暖差。

●それらが織りなす川根の里の自然環境は、世界中のどこにもないもの。

●そして、こればかりは輸出も輸入もできないもの。

●その恩恵とともにあるのだから、ときに厳しい寒さや強風があっても、嘆いたりしないのが川根茶魂?!

●まあ、正直嘆くことはありますが、でもこんなときこそ茶づくりの腕の見せどころ。

●たとえば、元気に光合成をする茶樹の葉が強風で落ちないように。

●あるいは、葉の元で眠る新芽の卵とも言うべき小さな生命が、風で傷ついたり、乾燥しすぎたりしないように。

●広い茶園に、防風ネットを張ったり、防風垣を手づくりする。

●茶樹の足もとには草を敷き、保湿や保温に努める。これも大変な手間です。

●温暖な静岡にあって、川根本町は連日の零下。

●以前もご紹介しましたが、寒さは大切です。

●茶樹がゆっくり休んで養分を蓄えることのできるから。

●でも、今年の寒さは例年以上。おまけに風も強い。

●茶産地の技術や経験、手間のかけ方といった真価が問われる年。

●そうして芽吹く、平成30年。2018年の川根新茶は、どんな香味か。

●その年の自然状況に思いを巡らせながら、“今年だけの川根茶”を味わう。

●それも新茶の楽しみ方です。

 

一覧を見る