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春肥が施された茶園に、恵みの雨。恵みの暖気。
●茶樹が元気に目覚め、その自然の生命力を余さず引き出すために。
●そのパワーが香味となって、新芽にしっかりのっていくように。
●川根の里の茶園では2月下旬~3月上旬頃、「春肥」という肥料を施します。
●どの日に施肥するか。それこそ各茶農家の経験がものを言うとき。
●茶樹と語らい、天気予報をチェックしながら、それぞれの立地環境に応じて、逆算!
●逆算とは、新芽の開きはじめに効き、茶摘みの直前に肥料の効果がピークとなるように、施肥タイミングを計算すること。
●そうして春肥が終えた今。
●「春の整枝」、通称「はるならし」「化粧ならし」も始まっています。
●これにより、摘み取りの時期が集中しないように調整します。
●また「化粧ならし」は、茶摘みのときに古葉の混入を防ぎ、新茶の仕上がりをキレイに。
●揃ったいい芽に出会える利点もあります。
●川根の里では、よく行われる、ひと手間、ふた手間……
●乾き気味の冬から一転、恵みの雨。
●気温も上昇し、山あいの里に春の息吹が鮮明です。
●思ったより早まりそうな芽吹きに備え、整枝も急ピッチ。
●例年にない寒さに震えているように見えた茶樹でしたが。
●雨と気温上昇、春肥、整枝で、気持ちよく季節を迎えた感じ。
●「今年の新茶は、特に香りに期待」という声が、茶農家から出はじめています。