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山あいの、優しい時間―川根時間ご報告1
●川根茶をご提供するだけのイベントではなくて。
●川根茶と地域の自然や施設、里の人々との触れ合いを通じて、気持ちのいい時間を過ごしていただきたい。
●その感じを自宅にも“お持ち帰り”になり、ふだんから心和む「川根時間」をつくっていただきたい。
●そして昨今のキーワードでもある「豊かな暮らし」や「丁寧な暮らし」の一助になることを願って。
●開催された13回目の川根時間。今年もたくさんの笑顔や安堵の表情に出会えました。
川根茶の優しい香味と、同じ茶農家の紅茶を使ったシフォン、そのマリアージュに、優しい微笑み。
お子様は施設の素朴な木のおもちゃに夢中でした。
こんなお茶があったのか……冷たく淹れたウエルカムティーに、そして品評会入賞茶に、
誰もが驚き、やがてほっとしている感じ。古民家の風情も手伝って、時間の流れも穏やかに。
煎茶、釜炒り茶、紅茶……それにペアリングする地域の多彩な銘菓。
熱心に質問されるお客様と、若き茶農家。そのやりとりも川根時間らしいペアリング。
その場で温めるゴマ団子と釜炒り茶は、まさにマリアージュ、と納得のお客様も。
川根の里から山道を登ることさらに10分。それでも東京からのお客様も。
古民家では茶農家の説明に聞き入り、「これからお茶を飲む時は、聞いた説明を思い出しそう」。
品評会入賞茶や在来種にも感動されたご様子。テラスの開放感も満喫され、これぞ天空の川根時間。
お茶の精通したお茶好きの方々が大勢いらっしゃった会場では、園主もたじたじだったとか。
でも、精通した方々に選ばれし茶園。遠方からのお客様もいて、
お茶も、テラスも、ロケーションも、お茶うけも、すべてにバラエティ豊かな川根時間を堪能されていました。
恋愛成就のご利益に名高い「佐澤薬師堂」のお堂を、なんと会場にして、しかもお堂がいっぱいに。
御開帳のお薬師様に見守られ、地元久野脇地区の二園が、各種煎茶と、独自の烏龍茶は台湾式の淹れ方で。
軽妙なお話に触れ合いも温かく、川根時間らしいおもてなし。いい時間。
★次回は「フォーレなかかわね茶茗舘」会場の川根時間をご報告します。