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暖→寒→暖、2024年川根新茶の香味やいかに?!

●例年より暖かかった2月。

●例年より強烈な寒の戻りに覆われた3月。

●雨も例年より多く。

●今年の川根茶香味は、どんなか。

●今後の天候にもよりますが、茶づくり名人たちからも今年は読みづらいという声しきり。

●3月26日には、全国茶品評会に出品する茶園の状態を確認する巡回が行われましたが、やはり予測が難しそう。

●ただし、人間の期待や不安をヨソに、茶樹はいつも通り。

●新芽の赤ちゃんも順調に成長しようとしています。

●「暖冬のまま春を迎えるより、この時期に冷え込んでくれた方が新芽には良い」という声も。

●冷え込みで茶樹を休ませ、香味の元となる養分を蓄えることができるからでしょう。

●多雨によって台地は水分をたっぷり蓄えているし、暖かさが戻れば例年にも増して元気な新芽に出会える。

●そんな期待も膨らんでいます。

●もっとも油断は禁物。新芽が目覚めてからの寒の戻りは大敵です。

●寒さへの防御対策、おさおさ怠りなく。

●気まぐれな天候に向き合いながら、川根の里では静かに、穏やかに新茶の季節を迎えようとしています。

●茶園広がる山の斜面では、栽培の最終段階、芽出し肥料の施肥が始まっていました。

 

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