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冬に、春に、備えて茶園では

●秋の施肥や、春の茶摘みに備えて茶樹をならす秋整枝が終われば、一応農閑期……

●と言っても意外とやることが多いのが川根路の茶園。

●寒さや冬の風から茶樹を(とくに幼木を)守るために、防風網を張り巡らせたり。

●昔ながらの竹笹を張り巡らせて防風対策としたり。

●春に被覆(一定期間、覆いをして日差しを遮る)を行う茶園では、そのための棚を設置することもあります。

●茶園へのアプローチ道路を整備する農家もいます。

●この11月中旬は、自然仕立ての茶園にて、お茶摘みさんによって、茶摘みのような作業が行われていました。

●もちろん茶摘みではなく、今の時期に出るてっぺんの芽を止めて、

●春の新芽の生育を均一にしたり。良質な新芽と出会うための作業です。

●この作業、あまり暖かいタイミングに行うと、後で余分な芽が出てしまうなど、何かと都合が悪い。

●それだけに今年のような複雑な温度変化の年は、見極めが難しいそう。

●ちょっとの判断ミスが、春に大きな影響を及ぼすかもしれないのだから、冬でも真剣勝負です。

●そんなこんなで、農閑期のイメージが強い冬でも何かと忙しく、でも地道にゆったりと、自然と向き合う川根茶園なのでした。

 

 

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