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茶園に、初霜が降りました

●12月9日の早朝。

●大井川に程近い里の茶園では初霜が降り、

●冬本番を告げるように、茶園は薄っすらと白く。

●写真の茶園地点、撮影の時間は1℃でしたが

●川根本町の観測地点の最低気温は-3.3℃

●今冬一番の寒さです。

●温暖で知られる静岡県ではありますが

●大井川の上流、南アルプスの麓に位置する川根路は夜の冷え込みが静岡にしては厳しく。

●じつはそれも、上質な川根茶を育む条件のひとつなのです。

●新茶期の春の霜は、新芽にとって大敵。超大敵。

●でも、この時期の霜が降りる程の、そこそこの寒さは歓迎。

●茶樹がゆっくり休み、春に向けて養分を蓄えることができるのです。

●それにしても、ずいぶんと遅い初霜。

●数年前やそれ以前は「11月上旬~中旬には初霜が降りた」と茶農家のコメント。

●暖かめに推移した今年を、そして叫ばれる温暖化を、文字通り肌で感じているようでした。

●それを見極めて、様々な対処法やタイミングを常に考える。

●自然と向き合う茶づくりの日々は続きます。

 

 

 

 

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