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品種茶「おくひかり」の新茶も、川根の里で進化中！
●平成30年の川根新茶の茶摘みも、各茶園で、ほぼ終了となっている頃です。
●終盤に摘まれた新茶のなかには、一般的な品種のヤブキタより遅めに芽吹く晩成品種の「おくひかり」があります。
●爽快感の高い独特の香り（ハーブのよう、という声も）
●そして、まろやかでソフトな味わいが、ヤブキタとはまた異なる個性を放ちます。
●以前からこの品種の栽培にも力を入れてきた川根本町。
●現在も町が運営する「農林業センタ－」では、滋味や品質のさらなる向上を目指し、
肥料の施し方などの研究・テスト栽培が行われています。
●そこから生まれた今年の「川根新茶おくひかり」は――
●香りの良さのみならず、「とても旨みが強い」新茶が仕上がりました。
●新芽を蒸し、揉みながら乾燥させる製造工程では、茶葉がベタベタ、ヌルヌルと粘る……。
●これまさに、昔から茶農家の間で言い伝えられる良質茶の目安のひとつ、「製造時に脂っ気がある」という現象ではないか――
●今後も「おくひかり」の研究は続きますから、来年の新茶期はどんな成果が出るのか、町内のみならず、お茶の関係者から広く注目されるかもしれません。
●そして研究の成果は各茶園へと反映され、川根の「おくひかり」は、より魅力的な進化を遂げることでしょう。
●テスト栽培・製造の新茶は一般には流通しませんが、品種茶「おくひかり」自体は、静岡県内の茶農家や茶専門店などで扱っている場合があります。
●皆さまも愛飲茶ラインナップのひとつに、川根の品種茶「おくひかり」を加えてみてください。
●入手方法が分からないときは、本サイト「お取り寄せ」ページに掲載された茶農家や茶専門店に、問い合せてみてください。