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新茶へ一歩一歩、川根茶の茶園

●日本でも降水量の多い地域のひとつ川根本町も、今年の冬は昨年と同様、雨が少なめ。

●ただし気温は高めのため、昨年のような寒害で枯れた茶樹はなく、「昨年よりは条件がいい」という茶農家の声も。

●気温の高さにともなって、茶園では例年より早めに春肥料の施す茶農家が多数。

●幸いに2月終盤から雨量も増え始め、土が肥料を効率良く吸収してくれそうです。

●とは言え、この先の状況はわかりません。

●刻一刻と変化する自然を見極めながら、自然と駆け引きしながら、自然を味方につけながら。

●何をどうするか、どのタイミングでさらなる春肥料を施すか。

●新茶の茶摘みまで、茶農家の緊迫感ある勝負はクライマックスが続きます。

●本年より川根本町では、茶園の状態を様々にデータ化するシステムを導入。

●その先進性も大いに役立つことでしょう。

 ※新システムの詳細は、次回、本欄にてご紹介します。

 

●現段階では、今年の新茶は早いという観測が一般的。

●新たな時代、新たな御代となって最初の川根新茶を、どうか楽しみにお待ちください。

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