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川根茶、さらなるブランド化へ
●3月18日の本欄で少し触れたGI登録について、ご案内します。
●GIとは農水省が制度化する「地理的表示保護制度」のこと。
●自然環境や、そこで受け継がれてきた農法など、産地の特徴があり。
●その特徴を活かした、その土地ならではの農林水産物がある。
●両者の関連性が鮮明ならば、その農林水産物や食品の名称を知的財産として保護しよう。
●静岡県では「三島馬鈴薯」や「田子の浦しらす」が登録済み。
●すでに一定のブランド力を培ってきた「川根茶」ですが。
●その名称を守るために、また、山のお茶の魅力を再認識してもらうために。
●登録には、それにふさわしい特徴や価値、魅力を、改めて明確にする必要があります。
●18日の本欄でご紹介した、川根茶の香り分析などは、その大きな要素となるはずです。
●その他にも、色々な基準を明確にしなければなりません。
●現在、一芯二葉のミル芽に限定しよう、アミノ酸の含有量に基準を設けよう、等々の意見が出されて検討が続いています。
●登録申請の時期は決まっていませんが、目標は今年の秋。
●皆さまも川根茶をお楽しみの際は、「川根茶のここが好き」といった感想の声を、茶農家や茶商の人たちに寄せていただけると幸いです。